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フリービット(株)(3843) file:44

自分なりに理解しているフリービットグループの事業内容を一度整理してみる
ことにしました。書き出すことで理解が深まることもありますが、ポジショントーク
ではなく投資した理由を残しておきたかったからです。

○フリービットグループでは、策定した中期経営計画「SiLK VISION 2010 ver2.0」
 に従って粛々と事業を推進。役割分担として、フリービットがBtoB(Business to
 Business 企業間取引)、DTIがBtoC(Business to Consumer 消費者向け小売り)
 と位置づけ相互の事業の組み換えを複数実行、現在ほぼ完了している。

○フリービットが担当しているBtoBではユビキタス化事業に注力。四つの成長
 領域に分類している。

 人と人のコミュニケーションの媒介となる「メッセージング領域」
 共立メンテナンスとの長期契約締結に代表されるIPv6電話システムは堅調に
 推移。MCS社からテレコミュニケーション事業を譲受、新たな顧客基盤の獲得
 に成功。先日、NEC社との業務提携を発表した。
 今回獲得した事業には電話会社で異なるSIPシステムを媒介する技術を含む。
 世界中でIP電話が普及する近い将来には欠かせない技術に育てたい。

 インフラに依存しないネットワーク構築を可能にする「VPN(仮想ネットワーク)
 領域」
 Emotion Linkを利用したASP型VPNサービス「MyVPN」を核に、指紋認証付
 USBをパソコンに挿すだけで多彩なVPNを構築できる「MyVPN USBノード」を
 展開。クオリカ社やMDV社、BSNアイネット社を通じて北海道夕張市に導入
 など順調に進捗している。DTIの法人サービスの吸収分割も追い風に。

 新しい広告テクノロジーを追求する「アドテクノロジー(通話報酬型広告)領域」
 ぐるなび社やインタースペース社に採用されている通話報酬型広告サービス
 は残念ながら期首計画より半期遅れ。導入検証実験が想定より長い、出稿
 媒体の開拓の遅れが原因。一方、広告効果測定サービスではアイレップに
 提供開始、フルスピード社と取次代理店契約締結。この分野での提携交渉も
 いくつか進行している。

 新しいユビキタス家電を追求する「モノ・コントロール領域」
 「売り切り」ではなく「継続課金型」なのが特徴。DTIで提供している「Dream
 Home Security Style」と「Dream Semantiq Node」を通じて着々とノウハウを
 蓄積している。この分野でも資本提携を含め複数検討している。

○BtoCを担当するDTIでは「ハイブリッド戦略」を実行。
 ISP(Internet Services Provider インターネット接続業者)を買収、フリービット
 の持つコアコンポーネントAPIに置き換え、唐津SiLK Hotlinesや中国無錫SiLK
 NOCを活用することで事業全体をスリム化し収益を改善、ユビキタスサービス
 を提供していく仕組みづくりに手ごたえ。昨年12月に大和証券SMBCに新株
 予約権を発行。次のISP買収に備える。

○今年4月から中国上海に現地事務所(SilK Base)を開設。
 Emotion Linkを利用した多彩なコントロールテクノロジー技術をプレゼン開始。
 中国の代表的なビジネス専門誌「中国投資家」にコラム掲載が始まり注目を
 集める。慎重かつ誠実にパートナー選びを進めている段階。

中国ではもっと時間が掛かるものと思っていましたが、出井さんの知名度の
高さも手伝って想像以上のスピードを感じています。勤めている会社でも中国
進出を図っていて、あるご縁から進捗のスピードが上がりました。パートナー
との業務提携も秒読みに入っています。中国での事業展開ではパートナーが
本当に大切。

今日の続きは次回へ。

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